東京支店プロジェクト推進部 2018年度入社S. A.
東京支店プロジェクト推進部 2018年度入社S. A.
大学時代の専攻は生物資源科学部生物環境工学科。学科では生物・環境・建築・土木・農業科学などを幅広く学びました。高校までは漠然と環境について学びたいくらいにしか考えていなかったのですが、大学で土木について学ぶうちに興味が高まり、ゼネコンへの就職を希望するようになりました。また、もともと海や橋が好きだったこと、阪神・淡路大震災で橋が倒れているのを目の当たりにして、もっと丈夫なものを自分の手で作りたいと感じたことも理由のひとつです。大学卒業後は別の建設会社で働いていたのですが、子供が生まれたことをきっかけに、家から通える範囲、保育園のお迎えに間に合う勤務体制、日曜日に休める環境など、子育て世帯にやさしい社風のりんかい日産建設に転職しました。現在は東京支店のプロジェクト推進部に所属し、主に「積算」と呼ばれる業務を担当しています。
土木工事や建設工事は工期も長期に渡り、数多くの材料や人員が必要となってきます。それらプロジェクトにかかる費用を算出していくのが「積算」という業務になります。たとえば、官公庁が主導する案件の場合は「入札」という制度が取られており、いかに工事コストを予定価に近づけるかが重要です。高すぎると他の会社に取られてしまい失注となりますし、逆に安すぎても低入となり失注になります。私が所属するプロジェクト推進部では、この予定価を予想する積算を行っています。そのため、過去の資料や類似案件などと照らし合わせながら、材料費、人件費、工事費を正確に算出していくことが求められます。積算はどちらかというと地味な作業ですが、案件受注や利益創出のためには無くてはならない重要な業務。常に責任感と誇りをもって仕事に取り組んでいます。
仕事をする上で心がけているのは、納期に余裕を持って作業を終わらせること。積算は他部署と連携して仕事することが多いため、なるべく早く予定価を出すようにしています。また、急に新しい案件が入ってきたときでも、余裕を持ってスケジュールを組んでいれば慌てなくてもすみます。あとは、まだ下の子供が生後11ヶ月で時短勤務をしているというのも大きな理由。たとえば何度も資料を見なくていいようにメモをしっかり取るなど、限られた時間の中でいかに効率よく動けるか工夫しながら業務にあたっています。子育てと仕事の両立は大変なこともありますが、まだまだやってみたい仕事もたくさんあります。これからも試行錯誤しながら、自分らしい働き方を見つけていきたいと思います。