若手の女性社員3人による本音トーク
仕事の魅力や働きやすさなど、話題満載です
若手の女性社員3人による本音トーク
仕事の魅力や働きやすさなど、話題満載です
この会社を選んだ理由は単純で、海と陸の両方ができるから。特に自分は海が身近な地域で生まれ育ったから、いずれ海洋土木にも携わってみたいと思って。
私も海と陸のどちらもあることは決め手のひとつ。大学3年生のときにOB講話を聞く機会があって、そこで会った人事の人の印象がよかったんだよね。
私は2人と違って建築なんだけど、そもそもは小学生のときに「劇的ビフォーアフター」を見て建築士に憧れたのがきっかけ。ただ高校の頃から現場を見たり体験したりするうちに「現場って楽しい」って感じるようになって。りんかい日産建設は就活サイトのオファーで知ったんだけど、正直、入社の決め手は福利厚生が充実してたから(笑)。
福利厚生めっちゃいいよね。私も実はもともとこの業界をめざしてなくて、設計コンサルとか公務員とかを考えてた。でもインターンシップに行ったときに現場を見て、すごく規模の大きいものをつくってて「楽しそうだな」って思ったんだよね。
大学のときのインターンシップとかは、とにかく「現場が楽しい」って記憶しか残ってないよ。
やっぱり現場は大切なんだよね。私の父は現場を経験してから研究職に就いた人なんだけど、その父が前に「現場を知らない人が図面を書いても、実際に使えるものはつくれない」って話をしてたのがずっと印象に残ってて。私は再開発が盛んな地域で育ったから、もともとまちづくりには興味があったんだよね。それで学生時代はソフト面をずっと学んでいたんだけど、ハード面も経験してみたいと思ったこともあって、この業界を選んだって感じかな。
今の現場は、雨水ポンプ場と川をつなぐトンネルの中で、内側を耐震補強する工事の施工管理が自分の仕事。
私も仕事は施工管理で、雨水を収容するするためのトンネルをつくってる。
私は今関西で一番大きな物流倉庫って言われてる倉庫の建築に携わってるよ。建築面積が58,000㎡とかですごく大きな現場なんだけど、2人の土木からすればそんなでもない規模なのかな……。
いや、すごいよ!たしかネットニュースでも話題になってたよ。
大きいものをつくるって、特にやりがいを感じるよね。土木は建築ほど目に見えるものではないけど、インフラに直結する部分も多いから、そういう意味ではすごくやりがいは感じる。
現場の仕事って大変なことも多いけどね。私は1年目の現場が高速道路の橋脚の構築工事だったんだけど、自分が右も左もわからないなか、必死になって測量したり職人さんに指示出したりして。暑い日も寒い日もがんばって働いて、やっと完成したものを見たときは「自分ってすごいことをしてるのかも」って気にはなったよ。
建築の場合はお客様がほぼ民間企業だから、直接「ありがとうございました」って言われるのが、今までで一番うれしかった。例えばマンションだったら、目に見えて建物が建って、住所が登録されてそこに人が住んで……みたいなのが、何というか不思議に感じた。
でも本当に、特に入社したばかりの頃は仕事が大変だよね。私が一番困ったのは専門用語。初めて現場の打ち合わせに参加したときとか、がんばってメモをとるんだけど、みんな何を話してるのかまったくわからないんだよね(笑)。ひとつの道具だけでも、人によってラチェット、ラジェット、ガチャ、シノとか4つくらい呼び方があって。
わかる!それは私が今まさに経験中で、関西の現場に来てわかったんだけど、みんな「番線カッター」のことを「クリッパー」って呼んでて。最初は何のことかわからなかったから正直に職人さんに聞いちゃった。
でもさ、職人さんって思ったよりもやさしいよね。怖そうな人もいるけど、何か聞いてみると会社の先輩よりも丁寧に教えてくれることもよくあるし。
現場だと自分の倍以上の年齢の職人さんに指示を出すこともあるんだけど、最初はこれがちょっとプレッシャーなんだよね。ただ、慣れれば何も問題ないし、やっぱり現場の職人さんとコミュニケーションがとれると、自分の目で見て覚えられるから、身になることが多いと思う。
現場にいる女性はたしかにまだ少数だけど、これといって特別扱いみたいなものはないよね?
いい意味で女性扱いされないし、変に気遣われるよりも働きやすいからね。ただ、トイレに関しては少し言いたい(笑)。今の現場はトンネルを掘り進んで奥に行くほどトイレの場所が遠くなって、おまけにトイレに行くには地上まで14mの階段をのぼらないといけないから大変なんだよね。
何年も前から続いてる現場だとそうなっちゃうんだよね。今は現場のトイレに関してはちゃんと決まりがあって、発注の段階で細かく条件が組み込まれてる。場所とか数とかの他にも、匂いが出ないように逆止弁があるとか、音姫がついてるとか。それらの写真を撮って提出する必要があるくらいだからね。
今私がいる現場はトイレが充実してて、詰所には女性用トイレが10個くらいあるよ。女性は職人さん合わせて30人くらいいるかな。でも全体として450人くらいの現場だからもちろん女性は少ないんだけど。
女性の働く環境で言えば、女性の先輩と一緒の現場のときに、その先輩が妊娠したことがあって。その瞬間から一切現場に出ることはなかったよ。現場でつまずいたり何かにぶつかったりしたら大変だからね。
女性は関係ないんだけど、私、やっぱり家賃の補助は大きいと思う。現場の近くになるから住みたい場所を自分で選ぶことはできないんだけど、家賃と光熱費含めて1か月5,000円って、正直すごく助かってる。
私は帰省費が好き。この間も長期休みで実家に帰るのに往復で7万円とかだったんだけど、それが全部出るのは本当にありがたい。あと先輩から聞いた話で、提携先のホテルに安く泊まれるみたいなものがあるんだって。安いし料理もおいしいから家族旅行でよく行くんだって言ってた。
私はまだやっと現場のサイクルが理解できるようになってきた段階だから、今以上に現場管理の仕事を覚えたい。それでゆくゆくは施工図を書けるようになって、もっと現場に貢献していきたいなって思ってる。
私はつい最近家庭を持ったので、今は現場で汗水流してがんばって働いてるけど、これからのことはわからないから、その都度自分に合った働き方が見つかっていけばいいなと思う。
何年先になるかはわからないけど、私は地元が九州だから、いずれはそっちの海洋土木とかの仕事をして、地元に貢献できたらと思ってるよ。
これからりんかい日産建設に入社を考えてる学生さんに伝えるとしたら、やっぱり勉強だけじゃなくていろいろな経験をして、特にコミュニケーションに関する手札を増やしておくといいかなと思う。自分の倍近くの年齢の人たちとコミュニケーションをとるのが日常になる仕事だから。
この業界は「危険、汚い、きつい」のいわゆる3Kと言われてしまう仕事。だけど、お客様から直でいただける感謝の言葉は一生の思い出になるし、それだけの魅力がある。もし後輩ができるんだったら、学生のうちにいっぱい遊んでおいて、その分入社したら仕事をがんばれるような人に来てほしいかな(笑)。
りんかい日産建設には、私たちのような施工管理以外にもいろいろな仕事があるし、それぞれにやりがいも社会貢献性もある。だから、少しでも気になったらチャレンジしてみてほしいなと思う。